売上が高い成長を続けている会社
免疫の働きを丸ごと抑えるのではなく、IL-7という信号の受け口だけを塞いで、髪を攻撃する免疫の暴走を鎮めにいく。この的の絞り方に対し、米国食品医薬品局は2025年4月に迅速審査の指定を与えた。
承認された薬はまだなく、売上と呼べるものはほとんどない。2025年11月にはADX-097の資産をアケビア・セラピューティクスへ売り渡した。受け取る頭金 $7M と最大 $580M の成功報酬が、残した円形脱毛症の薬の開発費になる。
柱が一本しかないため、思わしくない結果が一つ出るだけで会社の値打ちが揺らぐ。承認までの費用は増資に頼らざるを得ず、同じ薬はアトピー性皮膚炎の試験で主要な目標を達成できなかった過去も持つ。
2025年2月に組織を組み替えて開発の柱を一本に減らし、同年11月には手放した薬を現金と将来の分け前に換えた。手元の資金を延ばす判断を重ねている。
円形脱毛症の薬ベンピキバートが、試験で効き目と安全性を示せるかがすべての起点になる。2026年半ばに出る36週時点の結果と、その先の規制当局の判断が資金繰りの行方を決める。
資産 $62M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $42M(68%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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