まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
競合の多くが極低温の冷却装置を必要とするのに対し、EQCは常温・低電力で動くと掲げる。心臓部のチップも、TFLNという結晶を使う自社工場で作ろうとしている。
EQCの販売はまだ実証段階で、研究機関や政府機関への納入が中心になる。2026年2月にLuminar Semiconductorを買収し、光半導体チップ事業が量子とは別の売上源として加わった。
超電導やイオントラップで先を行く資金力のある競合が並び、実用化の勝負はまだ始まったばかりだ。収益が乏しいまま開発が先行すれば、増資による希薄化が繰り返される。
2022年のQPhoton買収で光量子の技術を取り込み、2026年2月のLuminar買収でチップ設計を手に入れた。足りない部分を買収で埋め、自社工場の建設に資金を投じるやり方をとる。
常温で動くEQCが実際の計算問題で通用するかどうかが、この会社の前提すべてを支えている。開発費は増資でまかなっており、資金調達の窓が開き続けることも欠かせない。
資産 $1.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(99%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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