
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
一度の投与で長く効き、病気の原因を根本から治すことを狙う遺伝子治療という、従来の薬とは発想の異なる技術が最大の強み。血が止まりにくい難病で実際に承認を得た数少ない実績を持つ。その経験を脳の難病など次の領域へ広げる、遺伝子治療に的を絞った先行のバイオの立ち位置にいる。
病気の原因となる遺伝子の異常に対し、正常な遺伝子を体に届けて、一度の投与で長く効くことを狙う遺伝子治療を開発するのが事業の柱。血が止まりにくい難病の治療薬で承認を得て、大手に販売を任せて権利収入を得た実績を持つ。今は脳の難病など次の候補の開発に注力する。承認薬の権利収入と、いずれ実る次の候補で稼ぐ構造を描く。
主力候補が試験で失敗すれば、価値が大きく傷む。遺伝子治療は一度の投与が非常に高額で、保険の支払いや患者の負担が普及の壁になりやすい。本格的な売上が乏しいまま赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。遺伝子治療の分野は大手や同業が多く、競合に先を越される恐れもある。製造の難しさも重荷になる。
配当を出さず、現金を脳の難病など主力候補の開発に集中投下する経営。過去の承認薬の権利収入や提携の一時金を、自前の開発の資金に充てる。一度に多くの候補を広げず、見込みの高い候補に資源を絞り、承認までの長い赤字を資金調達でつなぐ方針が特徴になっている。
次の候補の試験と、承認、資金繰りに依存する。脳の難病など主力候補が試験で効き目を示し承認に近づくか、過去に承認を得た治療の権利収入が続くか、一度の投与で高額な遺伝子治療に保険の支払いが付くか、そして承認まで長く続く赤字を資金調達で支えられるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $825M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $199M(24%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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