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FreightCar America石炭用ホッパーから穀物用、鋼材運搬用ゴンドラ、コンテナ用の連結貨車まで一社で作り分けられる。この10年で1万5千両を超える貨車を改修・転用してきた実績もあり、新造だけの同業より稼ぎ口が広い。
石炭や鉱石を積むホッパー車、穀物用の覆い付き貨車、平貨車、コンテナを積む連結貨車まで幅広く設計して売る。2025年の売上は金融機関向けが78%、荷主向けが16%で、新造のほかに古い貨車の改修や部品販売からも収入が入る。
受注残高は2024年末の2,797両から2025年末には1,926両へ、一年でほぼ三割減った。上位5社で売上の75%を占めるまで客が絞られており、一社を失うだけで打撃が大きい。車体の構成軸にあたる圧延センターシルは供給元が一社しかない。
生産をメキシコ・コアウイラ州カスターニョスの一工場に集約し、費用をそこで抑え込む形をとる。従業員1,986人のうち9割超がメキシコ在勤で、受注が細っても工場の稼働を切らさないことに神経を使う。
鉄道貨物の量と、貸し出す貨車を買う金融機関の投資意欲に注文が振られる。鋼材とアルミの価格は受注の時点で固定されないため、値上がり分を売値へ乗せられるかどうかで採算が変わる。
この会社をどう読むか
FreightCar Americaの貨車を買っているのは、列車を走らせる鉄道会社ではない。2025年の売上の78%は金融機関向けで、買った貨車を鉄道会社へ貸し出す側が発注元になっている。だから注文は、運ぶ荷物の量だけでなく金融機関の投資意欲にも振られる。
1901年から貨車を作り続けている老舗だが、その波は数字にそのまま出る。受注残高は2024年末の2,797両から2025年末の1,926両へ一年でほぼ三割減り、上位5社への依存は75%まで高まった。メキシコの一工場に生産を集めた体で、大口の受注が一つ止まったときにどう耐えるかが問われている。
バランスシート (要約)
資産 $290M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益は支払利息の2.4倍、自由に使える現金で借金を約3.4年で返せる
- 現金・現金同等物$64M
- 他の流動資産$96M
- 固定資産$130M
- 流動負債$86M
- 長期借入金$98M
- 短期借入金$10M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $501M
- 売上成長率
- −10.4%
- 粗利率
- 14.6%
- 営業利益率
- 6.8%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $35M
- フリーCF
- $31M
- 営業CFマージン
- 6.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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