RAIN
Rain Enhancement Technologiesヨウ化銀の粒子を雲へ撒く従来のやり方ではなく、イオン化という電気的な作用で大気に働きかける。装置を地上に据えて動かし続ける形なので、航空機で薬剤を散布する手法とは運用の重さがまるで違う。
WETAと呼ぶ独自装置で大気に電気的な作用を加え、降雪や霧の状態を変えられるかを試す段階にある。2025年11月にユタ州ラサル山系へ米国で初の2基を据えて積雪量を観測しているが、収入と呼べるものはまだほとんど立っていない。
雨や雪が降っても、それが装置の効果なのか自然のばらつきなのかを切り分けるのが難しく、成果の証明そのものが壁になる。役員賠償保険料の分割払いの処理を誤って2025年の四半期報告を訂正しており、社内の管理体制にも不安が残る。
商用の収入が立つ前から観測拠点を海外にも広げる先行投資型で、2026年3月末には借入枠を$7Mから$10Mへ引き上げた。まだ研究開発の段階だと自ら明言し、収益化の時期は示していない。
イオン化が降雪や霧に働きかけたことを、科学的な裏付けを伴う形で示せるかに尽きる。ユタとオーストラリアでの観測を積み上げ、2026年にオレゴンやカリフォルニアなど米国内で予定する拡大試験へ持ち込めるかが当面の焦点だ。
この会社をどう読むか
Rain Enhancement Technologies が手がける人工降雨は、薬剤を空から撒く映画の場面とは違う。ヨウ化銀の粒子を雲へ送り込む従来の手法ではなく、WETAと呼ぶ装置でイオン化という電気的な作用を大気に加える。
2025年11月には米ユタ州ラサル山系へ初の2基を据え、積雪量の変化を追い始めた。オーストラリアでは霧を減らす試験も進めているが、降った雨や雪が装置の効果かどうかを切り分ける難しさが残り、収入が立つのはまだ先になる。
バランスシート (要約)
資産 $2M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$214K
- 他の流動資産$103K
- 固定資産$1M
- 流動負債$13M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- −$3M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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