
RCAT
Red Cat Holdings空を飛ぶ機体だけでなく、2025年8月に水上の無人艇を手がけるBlue Opsを立ち上げた。偵察用の無人機に専業する競合と違い、陸海空をまたぐ防衛会社への広がりを狙っている。
傘下のTealが手のひらに収まる偵察用の無人機を設計し、米軍や公的機関に納める。2024年11月には陸軍の小型偵察機の調達計画にBlack Widowが選ばれ、まとまった量産の道が開けた。機体の販売に加え、操縦や画像解析の仕組みも合わせて売る。
大きな調達を逃したり、選ばれた計画自体の予算が絞られたりすると、見込んでいた受注がまとめて消える。受注が特定の計画に集中する分、一つの決定で業績が大きく振れる。
買収と新事業の立ち上げを重ねて事業の幅を広げる一方、陸軍の認証や調達の手続きに合わせて機体と組織を整える動きを優先する経営だ。
陸軍など公的な調達の枠組みに採用され続けられるか、そして選ばれたあとに求められる数量を作り切れる生産体制を持てるかに、業績の大半がかかっている。
この会社をどう読むか
Red Cat Holdingsという社名より、傘下のTealが作る「Black Widow」という機体の名前の方が、この会社を言い当てている。2024年11月、米陸軍の小型偵察無人機の調達計画にこの機体が選ばれ、趣味用の空撮ドローンとは別の世界で戦う会社であることがはっきりした。
2025年8月には水上の無人艇を手がけるBlue Opsを立ち上げ、陸海空をまたぐ防衛会社への広がりを試みている。ただし収益の大半はまだ少数の調達計画に懸かっており、一つの選定結果が業績を大きく揺らす構造は変わっていない。
バランスシート (要約)
資産 $274M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $246M(90%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$168M
- 他の流動資産$59M
- 固定資産$47M
- 流動負債$15M
- 短期借入金$350K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $41M
- 売上成長率
- 128.3%
- 粗利率
- 3.1%
- 営業利益率
- −163.5%
- 純利益率
- −177.0%
- ROE
- −29.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- —
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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