RDGT
Ridgetech自ら売り渡した会社が、そのまま最大の販売先として残っている。顧客が分散した普通の医薬品卸とは、切り離しと依存が同居しているという点で形が違う。
小売薬局の子会社Jiuxin Investmentを手放し、いまは医薬品や漢方、健康食品を薬局や診療所へ卸している。扱う品目は5,000種を超え、取引先は15万件を超える。2025年3月期にはRidgeline傘下の卸売会社Allrightを買収し、ネット上の自社流通の仕組みも取り込んだ。
自社が売却した会社に売上の6割超を預ける形は、その相手が経営不振に陥ったり契約を打ち切ったりすればそのまま収益を直撃する。中国の医薬品流通は薬価規制や地域ごとの許認可が絡み、米中関係の悪化が上場維持の重荷になる懸念も残る。
小売から卸売への業態転換を主導し、Allright買収による販売網の拡大と、Jiuzhou Pharmacyとの供給契約の維持を並行して進める。
切り離したはずの旧子会社Jiuzhou Pharmacyへの供給が、売上の6割超を占める最大の柱になっている。この3年契約は供給価格を地域の最安卸値以下に固定しており、更新や打ち切りの条件がそのまま業績に直結する。
この会社をどう読むか
Ridgetechはかつて中国で薬局チェーンを運営していた。だが子会社Jiuxin Investmentを売り渡し、いまは薬局や診療所に医薬品を卸す問屋に姿を変えている。
変わっているのは、売った相手がそのまま最大の取引先になっている点だ。旧子会社Jiuzhou Pharmacyとは2025年2月から3年の供給契約を結び、地域の最安卸値以下という価格で売上の6割超を預けている。ケイマン籍で事業の実体を中国に置く上場会社であり、この1社との関係が切れた時にどうなるかが常についてまわる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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