RDHL
RedHill Biopharma新薬を自社で一から探すのではなく、他社の候補を見つけて導入し育てる方式を取る。胃腸、感染症、がんという離れた三領域に候補を並べられるのは、この導入型の進め方だからこそだ。
米国ではCumberland Pharmaceuticalsとの共同契約でTalicia®を売り、その実務はノースカロライナ州ローリーの拠点が担う。中東など米国外は地域ごとに販売権を他社へ出し、そのライセンス収入が加わる。
Talicia®以外に売るものがなく、この一剤の販売が鈍れば会社の収入がそのまま細る。オパガニブやRHB-107(ウパモスタット)は狙う病気が広い分だけ検証も長引き、承認までの距離が読みにくい。
地域ごとに販売権を他社へ譲り、自前の販売網を持たずに収入源を広げる身軽さを選ぶ。手元資金は販売の維持よりオパガニブの臨床試験に厚く振り向ける。
Talicia®の処方がどれだけ伸びるかに、収入のほとんどが懸かる。開発側では、がんや重い呼吸器症状を狙うオパガニブが臨床で結果を出せるかが分かれ目になる。
この会社をどう読むか
承認された薬は一剤しかない。ピロリ菌を除菌するTalicia®で、RedHill Biopharmaの収入はほぼこの一つから出ている。
米国での販売はCumberland Pharmaceuticalsとの共同契約で回し、中東などの海外は販売権を他社に出してライセンス料を受け取る。そうして得た資金を、がんや重い呼吸器症状を狙うオパガニブ、ウイルス感染症向けのRHB-107(ウパモスタット)に注ぎ込む。一剤頼みから抜け出せるかは、この臨床の結果次第だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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