Reading International は、各地で映画館を営みつつ、その立地の不動産も保有して活用する、小型のコミュニケーション・サービスの会社だ。
最大の特徴は、映画館という集客の事業と、その足元の不動産という二つの資産を併せ持ち、興行と不動産の双方で価値を生む点にある。一方で映画館は配信の広がりや話題作の有無に客足が大きく左右されることが弱点で、多くの館を抱える費用の重さ、不動産の開発の金利の負担、為替や現地の事情も弱みになる。RDI を読むときは、映画の興行と不動産の価値、金利を軸に見るとよい。