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Dr Reddy's Laboratories原薬の製造から完成した後発薬の販売までを自前でつないでいる点が、後発薬だけを扱う同業との差になる。子会社Aurigene Oncology Limitedではがんや炎症の新薬の種を探しており、後発薬メーカーには珍しく創薬への足がかりを残す。
特許が切れた先発薬と同じ成分の後発薬を、米国やインド、欧州、旧ソ連圏など世界の市場向けに製造して売る。あわせて、薬の主成分そのもの(原薬)を他の製薬会社に卸すPSAI事業を持ち、自社の後発薬にも原薬を回す垂直統合が強み。近年は生物由来薬の後発品(バイオシミラー)や、がんや炎症領域の早期創薬を手がける子会社も抱える。
同じ後発薬を複数社が作るため、発売直後から価格が下がりやすく、とりわけ米国市場では下落が急で利幅が薄くなりやすい。製造拠点は品質規制の対象で、当局の査察で不備が見つかれば出荷停止に追い込まれる。世界各地で稼ぐ分、為替の振れも利益に響く。
単純な後発薬の量産だけでなく、複雑で模倣しにくい後発薬やバイオシミラーへの参入を優先課題に据え、品質と安全の徹底を経営の前提として繰り返し掲げている。
各国当局から後発薬の承認を得られる速さと、後発薬特有の価格競争のなかで利幅を守れるかに左右される。原薬事業では、原料価格や他国メーカーとの競争が採算を左右する。
この会社をどう読むか
Dr Reddy's Laboratories の客は、薬局に並ぶ患者だけではない。薬の主成分そのものを買っていく世界の製薬会社も、この会社の客なのだ。
1984年にインドで生まれたこの会社は、特許切れの薬を安く作る力を土台にしつつ、その原料を作る工程まで自社に抱え込んだ。おかげで一つの工場網から、完成薬と原料という二つの収入が出てくる。近ごろは模倣しにくい複雑な後発薬やバイオシミラー、さらに早期段階の創薬にも足を伸ばしている。米国での値下がりの速さと各国当局の査察が、この会社の数字を振らす。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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