RDZN
Roadzen見積もりツールを売って終わりではない。英国とヨーロッパでは自社が保険引受を代行する免許を持ち、コベントリーの拠点から保険の中身にまで手を入れている。
保険の仲介手数料と、引受や請求処理のシステム利用料の二本立て。保険会社や自動車メーカー、運送のフリートに対し、走行データや事故写真をAIで解析して見積もりと査定を速める仕組みを納める。
保険業界は新しい仕組みの導入に慎重で、大口ほど契約の見直しに時間をかける。取引先が少ないぶん、一社の離脱が響きやすい。走行データや事故映像は個人情報に近く、データ保護の規制が厳しくなればシステムの設計から見直しになる。
開発はインド、免許事業は英欧という分担で、仲介手数料とシステム利用料という性格の違う収入を同時に育てている。
顧客は大手の保険会社や自動車メーカーに絞られ、その各社がシステムを使い続けるかで売上が決まる。拠点はインド、米国、英国、欧州に広がるため、各地の保険規制の変更も直に効いてくる。
この会社をどう読むか
Roadzenの顧客名簿には、AXAやSCOR、Jaguar Land Roverといった保険と自動車の大手が並ぶ。個人に保険を売る会社ではなく、事故の損害査定や保険料の算定をAIで肩代わりする役回りを引き受けている。
開発の拠点はインドで、そこから米国と英欧へ広げてきた。英国とヨーロッパでは保険引受を代行する免許まで自社で持ち、システムを納めるだけの会社より一段深く保険の中に入っている。
バランスシート (要約)
資産 $53M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$7M
- 他の流動資産$26M
- 固定資産$20M
- 流動負債$58M
- 長期借入金$16M
- 短期借入金$10M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $55M
- 売上成長率
- 24.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −25.4%
- 純利益率
- −40.9%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$20M
- フリーCF
- −$21M
- 営業CFマージン
- −36.8%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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