REFR
Research Frontiersガラスという素材ではなく、電気で粒子の向きをそろえて光を通す原理のほうを持ち、作る仕事は許諾先に任せている。1平方フィートあたりの価格が下がるほど採用が広がると自ら述べており、値下げが敵にならない珍しい商売でもある。
ガラスは自社で作らず、懸濁粒子デバイス(SPD)という調光技術の使用を許諾して料金を得る。契約は使用許諾、技術支援、新しい改良の提供という3つの義務に分けられ、それぞれの履行に応じて収益として計上される。
販売が急に伸びた期でも、すでに前払いされた最低保証ロイヤルティを超えるまでは追加の収入として計上されない。そのため出荷の勢いと決算の数字がずれ、好調な四半期が売上に見えないという読みにくさが残る。
自動車を今後数年の最大の収入源と位置づけ、航空機など新しい機種への採用も上積みとして見込んでいる。契約は最低保証と前払いを組み込んだ設計を続けており、自動車の生産台数や為替の揺れを契約側で吸収しようとしている。
収入の大半は自動車向けの許諾先から来ており、SPD-SmartGlassが標準装備か有料オプションかで採用の広がりが変わる。何車種に載るか、1台あたり何枚の窓に何平方フィート使われるかが、そのまま料率のかかる面積になる。
この会社をどう読むか
車が売れても、その期の売上が増えないことがある。許諾先が年間の最低保証ロイヤルティを前払いしており、実際の販売がその額を超えるまで追加の収入が立たないからだ。
持っているのはガラスではなく、電気を流すと粒子の向きがそろって光を通すSPDという原理と、その特許だ。作るのは許諾先で、収入は使用許諾、技術支援、改良の提供という3つの義務に分けて計上されるため、決算の数字は製品の普及ペースと素直には重ならない。
バランスシート (要約)
資産 $2M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $934K(41%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$664K
- 他の流動資産$480K
- 固定資産$1M
- 流動負債$298K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1M
- 売上成長率
- −16.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −190.2%
- 純利益率
- −182.4%
- ROE
- −219.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$1M
- フリーCF
- −$1M
- 営業CFマージン
- −118.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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