
REPL
Replimune Group弱毒化したウイルス自体でがん細胞を殺しつつ、同時に全身の免疫反応も引き起こす二重の効かせ方を狙う点。抗PD-1薬のように免疫だけを助ける治療とは仕組みが違う。
主力候補RP1は、大手製薬から無償提供される薬剤と組み合わせて悪性黒色腫の患者に投与する試験を進めている。この提携で薬剤の調達費を自社で抱えずに済むが、承認前のため製品としての売上はまだない。
IGNYTEトライアルの追跡が進み、奏効率や効果の持続期間の数字が下振れすれば、承認審査での説得力が一気に失われる。研究開発は増資で賄っており、想定より時間がかかるほど株式の希薄化が進む。
主力候補を大手製薬との提携で薬剤コストを抑えながら試験を進め、資金は増資でつなぐ開発段階特有の経営を続けている。
主要な試験であるIGNYTEトライアルで示した、抗PD-1治療に効かなくなった皮膚がん患者を対象にした結果が、規制当局への承認申請の土台になる。この結果を維持できるかと、提携先からの薬剤供給契約の継続に成否がかかる。
この会社をどう読むか
Replimune Group は、まだ製品を売っていない臨床段階のバイオ企業だ。狙いはウイルスでがんを直接殺すだけの一段構えではなく、免疫も同時に呼び起こす二段構えにある。
主力候補RP1は、抗PD-1治療が効かなくなった皮膚がん患者を対象にしたIGNYTEトライアルで高い奏効率を示しており、この結果が今後の承認申請の土台になる。試験薬の一部を大手製薬から無償で受け取れる提携があるため開発費の負担は同業より抑えられているが、承認までは増資での資金調達が続く。
バランスシート (要約)
資産 $332M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $166M(50%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$209M
- 他の流動資産$70M
- 固定資産$53M
- 流動負債$58M
- 長期借入金$83M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −188.9%
- ROIC
- −101.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$280M
- フリーCF
- −$285M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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