RKDA
Arcadia Biosciences品種改良の研究機関から、単一ブランドの飲料会社へと姿を変えた会社であり、いまも社名に残る「バイオサイエンス」の看板と、実際の商売であるヤシ水の距離は大きい。
2021年に買収したZolaブランドのココナツウォーターを主力とし、小売店やネット通販を通じて健康志向の消費者に売る。祖業の小麦の遺伝形質は2024年、Cortevaへ$4M、Above FoodへGoodWheatを$3.7Mで売ってほぼ手放した。
原料をタイからの輸入に頼るため、2025年8月に発動された19%の関税が重くのしかかった。2026年2月の最高裁判決でこの関税の根拠は覆ったが、政権は別の法的根拠で10%の一律関税を打ち出しており、コスト計算が定まらない。
2024年に祖業の小麦事業を相次いで売って現金に換え、2025年はRoosevelt Resourcesとの合併で規模を取りにいった。それが不成立に終わり、いまはZolaブランド単体での黒字化に絞り込んでいる。
タイで調達・加工するココナツウォーターの原料コストと、それにかかる関税の行方、そして小売の棚を確保できるかに左右される。2025年12月にRoosevelt Resourcesとの株式交換契約が相手方から解消されたため、単独での立て直しが前提になる。
この会社をどう読むか
Arcadia Biosciencesという社名には農業バイオの名残があるが、実態はZolaのココナツウォーターを売る小さな飲料会社だ。
祖業の小麦の遺伝形質は2024年にCortevaとAbove Foodへ譲り渡した。規模を取り戻すために組んだRoosevelt Resourcesとの合併も、2025年12月に相手方から解消を通告されている。原料のタイ産ヤシ水には関税が絡み、2026年2月の最高裁判決で根拠が覆った後も一律関税の話が続く。
バランスシート (要約)
資産 $7M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(63%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$259K
- 他の流動資産$6M
- 固定資産$190K
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5M
- 売上成長率
- −3.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −51.5%
- 純利益率
- −48.1%
- ROE
- −56.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$5M
- 営業CFマージン
- −97.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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