Relay Therapeutics は、たんぱく質が動く様子を計算で捉え、効きやすい薬を設計する独自の手法でがんに挑む臨床段階のバイオだ。
最大の強みは、たんぱく質の動きを計算機で捉え、止まった姿だけを見る従来の設計では届かなかった隙を突く独自の手法にある。計算による創薬という新しい発想に賭ける。一方で主力候補の試験が失敗すれば価値の大半が失われ、計算の手法も最後は患者での結果で証明が要る。競合の先行や新株発行による希薄化も弱みになる。RLAY を読むときは、主力候補の試験結果と計算手法の実証、手元資金を軸に見るとよい。

