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Rein Therapeutics承認済みのニンテダニブやピルフェニドンが肺機能の落ちる速さを緩めるのに対し、LTI-03は傷んだ肺胞の上皮細胞を守り、戻すことまで狙う。英国での第1a相では、軽い空咳が最も多い副作用だった。
主力のLTI-03は吸入する低分子ペプチドで、IPF患者の肺で減るCav1というタンパク質の働きを補う。線維化を促す信号を抑えながら肺胞の上皮細胞を守る狙いで、米欧で希少疾病用医薬品の指定を受けている。
資金不足で2024年からLTI-01を止め、2025年の10-12月には嚢胞性線維症など前臨床の2計画も無期限で棚上げした。手持ちはLTI-03一本で、試験が長引けば途中の資金調達につまずくだけで開発が止まる。
手持ちの現金をLTI-03の第2相に振り向けるため、他の候補と前臨床を順に止めていく決め方をしている。
2025年5月に組み入れが始まった第2相RENEW試験の結果と、それを走らせ切るための増資に先行きが懸かる。IPFは米国でおよそ10万人が抱え、診断からの生存期間の中央値は3〜5年とされる。
この会社をどう読むか
Rein Therapeuticsが並べていたパイプラインは、この2年でLTI-03の第2相ひとつを残して削られた。
既存の承認薬は肺機能が落ちる速さを緩めるにとどまり、線維化そのものを止める薬はまだない。LTI-03はそこに、線維化の信号を抑えつつ肺胞の細胞を守るという二つ目の狙いを重ねている。資金が細るなかで候補を削り続けた結果、この一本の第2相が会社の全部になった。
バランスシート (要約)
資産 $24M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $17M(70%)。
開示から読める範囲では並の水準
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$20M
- 流動負債$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −294.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$19M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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