RPT
Rithm Property Trust自前の運用チームを持たず、リズム・キャピタルの不動産と資金調達の体制をそのまま借りる。ニューヨークとサンフランシスコのオフィス10棟を抱える投資先への$50Mの出資が、いまの姿勢を象徴する。
リズムの子会社RCM GAが外部運用者として投資判断を担い、同じリズム系列のNewrezが融資の管理・回収を代行する。商業用不動産向けのローンや優先株式などに資金を置き、その利息と配当が入ってくる。
住宅ローン債権からはほぼ手を引いたので、オフィスを中心とする商業不動産が崩れれば逃げ場がない。外部運用者への報酬や母体との取引条件が、少数株主に不利に働く余地も残る。
投資方針の決定権はリズム傘下の外部運用者にあり、自社の役割は器の側に寄る。2024年12月2日に本社をニューヨークへ移し、社名をGreat AjaxからRithm Property Trustへ改めた。
借り手の返済能力と商業不動産の市況、そして母体リズムの目利きに成績が連動する。2024年6月の取引でリズムから$14Mの出資を受け、運用の判断そのものを外に預ける形をとった。
この会社をどう読むか
Rithm Property Trustという名前は、2024年12月にできたばかりのものだ。前身は住宅ローンの再生債権に投資していたGreat Ajax Corpという、まったく別の顔をした会社だった。
同年6月、リズム・キャピタルとの取引で$14Mの出資を受け入れ、運用者も融資回収の担当もリズム系列に置き換わった。投資先は住宅ローンからオフィスなどの商業不動産へ移り、ニューヨークとサンフランシスコのオフィス10棟を抱える投資先にも$50Mを投じている。母体の判断を引き受ける器として読むのが実情に近い。
バランスシート (要約)
資産 $1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $292M(28%)。
おおむね健全。同業の平均並みの水準
- 現金・現金同等物$79M
- 長期借入金$109M
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 0.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$8M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $11M
- 配当性向
- 749.0%
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