RYM
RYTHM同じ業界のなかで、設備を売る側から飲み物を売る側へまるごと引っ越した会社は少ない。切り売りと買い取りを同時に進め、二年で商売を入れ替えた身の軽さは他にあまり例がない。
稼ぎの中心は、麻由来のTHCを含む飲料と食べるタイプの製品だ。自社で作って売るほか、抱えるブランドを他社に使わせて手数料を取るライセンス収入もある。看板の飲料は酒に代わる低糖で低カロリーの選択肢として、全米15州とカナダの酒販店に並ぶ。
社名をAgrifyからRYTHMに変えたのは2025年9月で、新しい商売の稼ぐ力はまだ固まっていない。規制がひとつ変われば売れる州も商品も一気に狭まる。旧事業の時代に積んだ転換社債も残ったままだ。
旧事業を売って得た資金と、買い取ったブランド群の展開に経営の重心を移した。2025年9月の社名と銘柄コードの変更は、その転換を外に示す区切りとして置かれている。
州ごとにばらばらな麻由来成分の規制と、酒の代わりに選んでもらえるかという消費者の気分で売れ行きが動く。旧事業は2024年末から2025年前半にすべて手放しており、いまの収入はこのブランド群だけで作らなければならない。
この会社をどう読むか
酒屋の棚に、テキーラでもビールでもない缶が並ぶようになった。マルガリータやパロマの味を写した麻由来のTHC飲料で、これを作っているのがRYTHMだ。
ほんの二年前まで、この会社の商品は大麻農家向けの栽培装置と抽出機器だった。2024年末に栽培設備を、2025年3月に抽出事業を手放し、代わりにブランドを買い集めて中身を入れ替えている。社名変更はその総仕上げだった。
バランスシート (要約)
資産 $107M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $13M(12%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$32M
- 他の流動資産$15M
- 固定資産$59M
- 流動負債$43M
- 長期借入金$5M
- 短期借入金$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $17M
- 売上成長率
- 95916.7%
- 粗利率
- 59.0%
- 営業利益率
- −187.1%
- 純利益率
- −192.4%
- ROE
- −255.4%
- ROIC
- −118.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$24M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −136.2%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
RYM の掲示板
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