SAGT
Sagtec GlobalPOSソフト、キオシュ、ロボットアーム、SNS運用代行、充電器レンタル。業態のばらばらな小さい事業を一つの会社に束ねている点が、飲食向けソフト専業の同業とは違う手ざわりを生んでいる。
収入の出どころは大きく四つに分かれる。飲食店向けの注文・決済ソフトSpeed+、注文用の自動キオシュとロボットアームの販売、KOLやインフルエンサーのSNS運用代行、そして充電器の貸し出しだ。2025年12月期はSpeed+関連が売上の約3割、キオシュが約2割を占めた。
事業がPOSソフトからキオシュ、SNS運用、充電器の貸し出しまで散らばっており、どれも中途半端に終わる危うさがある。マレーシアの飲食業という限られた市場への偏りも大きく、技術者の確保や人件費の上昇が採算を削る。上場は2025年3月で、公開企業としての歴史はまだ一年ほどしかない。
2018年にマレーシアで設立され、2025年3月の新規上場を弾みに動きを速めた。既存の飲食店の顧客基盤に、SNS運用や充電器の貸し出しといった周辺の商売を次々と積み増している。
マレーシアの飲食店にSpeed+をどこまで広げられるかが、いちばん太い線になる。もう一本は、子会社CL Technologiesが置く充電ステーションの設置場所を増やせるかどうかだ。
この会社をどう読むか
Sagtec Globalは、マレーシアの飲食店にPOSソフトSpeed+を売る会社と説明されることが多いが、事業はそれだけにとどまらない。注文用のセルフキオシュやロボットアームの販売、KOLやインフルエンサーのSNS運用代行まで、飲食店の周りにある需要を次々に拾ってきた。
変わり種は、子会社CL Technologiesが手がけるモバイルバッテリーの貸し出しだ。マレーシア国内300カ所を超えるショッピングモールや公園に充電ステーションを置いている。上場から日の浅いこの会社にとって、飲食ソフトと充電器という畑違いを同じ屋根の下でどう伸ばすかが当面の見どころになる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
SAGT の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…