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Sibanye Stillwater白金族金属と金という値動きの性格が異なる資源を、南アフリカと米国の双方で掘っており、単一の金属や単一の国に集中する同業とは崩れ方が違う。
主力は自動車の排ガス触媒に使う白金・パラジウム・ロジウムといった白金族金属で、掘り出した鉱石から金属を精製し国際相場で売って稼ぐ。金の鉱山や、リチウムなど電池材料の権益も抱え、複数の金属で収益源を分散させている。
電気自動車の普及が進むほど排ガス触媒向けの需要は長期的に細っていく懸念があり、南アフリカの深部鉱山は電力不足や労使紛争、坑内事故の危険と隣り合わせだ。相場の高い時期に取得した権益は、下落局面で帳簿上の価値を切り下げる圧力にさらされる。
相場の波を均すため金属の種類と地域を広げてきたが、その分だけ各鉱区の労務や安全対策、そして負債の管理に手間がかかる。
売値は国際相場が一方的に決めるため、自社で動かせるのは掘り出す量と原価だけになる。南アフリカの深部鉱山で計画どおりの鉱量を掘り続けられるかが、その数少ない変数を握る。
この会社をどう読むか
Sibanye Stillwaterは社名の響きから金一本の鉱山会社に見えるが、実際の収益の中心は自動車の排ガス触媒に使われる白金族金属だ。
南アフリカの深い坑道から白金やパラジウムを掘り出す一方、米国の鉱山や電池材料の権益も積み増し、金属の組み合わせで相場変動をならそうとしてきた。ただし深部の坑道は費用がかさみやすく、電気自動車への移行は主力金属の一部の先行きに影を落とす。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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