
SCYX
SCYNEXIS既存薬とは構造の異なるグルカン合成酵素阻害薬という分類を自ら作り、FDA承認まで運んだ実績を持つ。SCY-247にはQIDPとファストトラックの指定があり、承認されれば10年以上の規制上の独占が見込める。
グルカン合成酵素を狙う新分類の抗真菌薬を自前で開発する。第一号のイブレクサファンガープはBREXAFEMMEとして2021年に膣カンジダ症、2022年に再発予防の承認を得た。2023年5月にGSKへライセンスし、節目ごとの一時金と売上連動の取り分を受け取る形に切り替えている。
主力薬の販売をGSKに委ねているため、相手側の優先度が下がれば収入は伸び悩む。SCY-247が試験でつまずけば次の柱を欠く。多剤耐性の真菌感染という市場自体が広くない点も逆風になり得る。
承認薬の販売網を自前で持たず、GSKから入る一時金と売上連動の収入をSCY-247の開発に振り向ける配分をとる。手元の資金は次の候補の臨床に集中させる。
GSKがBREXAFEMMEをどこまで売り伸ばすかに、一時金とロイヤリティの入りが懸かる。次世代候補SCY-247はフェーズ1の段階にあり、その先の試験結果と承認が次の芽になる。
この会社をどう読むか
SCYNEXISはFDAの承認を得た薬を持ちながら、その薬を自分では売っていない。イブレクサファンガープは2021年にBREXAFEMMEとして膣カンジダ症の治療薬の承認を得た後、2023年5月にGSKへ渡された。
いまの収入は、GSKから入る節目ごとの一時金と売上に応じた取り分が中心になる。資金は次世代候補SCY-247に振り向けられており、フェーズ1を進むこの二の矢の行方が株価の性格をほぼ決めている。
バランスシート (要約)
資産 $59M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $49M(84%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$21M
- 他の流動資産$19M
- 固定資産$19M
- 流動負債$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $21M
- 売上成長率
- 449.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −78.0%
- 純利益率
- −41.8%
- ROE
- −17.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −25.6%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
SCYX の掲示板
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