SDST
Stardust Power鉱山を掘らず、買ってきた原料を電池に使える純度まで仕上げる工程だけを引き受ける設計だ。複数の産地の原料を一か所へ集める中継所のような構えで、北米最大級の精製能力を目標に置く。
狙いは電池グレードのリチウムを年5万トン仕上げる工場をオクラホマ州マスコギーに建て、電池や自動車の作り手へ売ることだ。原料は複数の産地から買い集める前提で、必要なら上流へ出資して確保することも視野に入れる。
2024年7月にSPAC合併で上場してから、工場はまだ動いておらず収入も一切ない。原料の調達は覚書や意向表明の段階が多く、拘束力のある長期契約へ格上げできる保証はない。
創業者ロシャン・プジャリ氏が支配株主として会社を立ち上げ、いまも開発段階のまま率いている。経営の力点は建設の進み具合と、覚書を拘束力のある契約へ格上げすることに置かれている。
工場が計画どおり建つかと、塩湖かん水由来のリチウム原料を確保できるかの二つに事業がぶら下がる。収入がないまま建設費を賄うため、資金調達を続けられるかも同じ重さで効いてくる。
この会社をどう読むか
Stardust Power の損益計算書には、売上の行がまだない。2024年7月にSPAC合併で上場したが、いま持っているのはオクラホマ州マスコギーに電池グレードのリチウムを年5万トン仕上げる精製所を建てる計画だけだ。
原料となるリチウムの調達は、いまのところ覚書や意向表明の段階にとどまるものが多い。掘るのではなく仕上げるだけの会社なので、原料を買えなければ工場が建っても回らない。稼ぎのないまま建設費を賄い続けられるかどうかが、この会社の寿命をそのまま決める。
バランスシート (要約)
資産 $12M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$599K
- 固定資産$8M
- 流動負債$14M
- 短期借入金$205K
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$8M
- フリーCF
- −$8M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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