財務データが揃わず、性格の分類はしていない

天然ガスを液化して運ぶ事業を上流から切り離し、独立した区分として報告している石油メジャーは多くない。区分の立て方そのものに、この会社が何で稼ぐつもりかが表れている。
原油や天然ガスを掘り出す上流と、それを液化して船で運ぶ統合ガスが稼ぎの土台になる。精製して燃料や化学品に変える化学品・製品と、給油所網を抱えるマーケティングがこれに続き、再生可能エネルギーが五つ目の区分に置かれている。
相場が下がれば上流の利益は一気に細り、脱炭素の流れは化石燃料事業の先行きを長期的に曇らせる。巨大な開発案件には事故や環境被害、進出先の政情不安がつきまとい、拠点が世界に散る分だけ地政学の混乱や規制強化も受けやすい。
配当と自社株買いで株主還元を続けながら、再生可能エネルギーへの投資配分をどこまで増やすかを慎重に見極めてきた。
原油と天然ガスの相場、そして掘削から精製までの生産量を保てるかどうかで利益の大きさが決まる。とりわけ液化天然ガスの需給は、他の石油メジャーより収益への効き方が大きい。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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