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Shell Centre — シェルの本社ビル(ロンドン・テムズ河畔)
Shell Centre — シェルの本社ビル(ロンドン・テムズ河畔)
強み

天然ガスを液化して運ぶ事業を上流から切り離し、独立した区分として報告している石油メジャーは多くない。区分の立て方そのものに、この会社が何で稼ぐつもりかが表れている。

成長ドライバー

原油や天然ガスを掘り出す上流と、それを液化して船で運ぶ統合ガスが稼ぎの土台になる。精製して燃料や化学品に変える化学品・製品と、給油所網を抱えるマーケティングがこれに続き、再生可能エネルギーが五つ目の区分に置かれている。

リスク

相場が下がれば上流の利益は一気に細り、脱炭素の流れは化石燃料事業の先行きを長期的に曇らせる。巨大な開発案件には事故や環境被害、進出先の政情不安がつきまとい、拠点が世界に散る分だけ地政学の混乱や規制強化も受けやすい。

経営の癖

配当と自社株買いで株主還元を続けながら、再生可能エネルギーへの投資配分をどこまで増やすかを慎重に見極めてきた。

読みの軸

原油と天然ガスの相場、そして掘削から精製までの生産量を保てるかどうかで利益の大きさが決まる。とりわけ液化天然ガスの需給は、他の石油メジャーより収益への効き方が大きい。

この会社をどう読むか

Shellは「石油の会社」と一括りにされがちだ。だが決算では、天然ガスを冷やして液体にし船で運ぶ統合ガス事業を上流から切り離し、独立した区分として報告している。

相場が業績を大きく揺らす構造そのものは、他のメジャーと変わらない。違いが出るのは、脱炭素の流れの中でガスと再生可能エネルギーにどこまで資金を振り向けるかという判断のほうだ。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Shell の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。