SHPH
Shuttle Pharmaceuticals既存の開発品を細く続けるのではなく、治験ごと畳んでAIの道具屋に乗り換えた。判断の速さと不連続さが、この会社を他の小型バイオから分けている。
買い取ったMolecule.aiは、分子の性質を予測して有望な候補を絞る研究者向けの基盤ソフトだ。物性の予測、複数分子の横比較、予測理由の言語化という3つの機能を持つが、外部への販売はこれからになる。
ロピドキスウリジンには2025年だけで$4Mを超える研究開発費を投じたが、承認に届かないまま打ち切りになった。同年6月には最低株価の基準を保つため25対1の株式併合もしている。買ったばかりのAI基盤が同じ道をたどらない保証はない。
2025年11月20日に治験の打ち切りを決め、翌21日にMolecule.aiの資産を取得している。1日違いで舵を切る速さと、2人体制のまま新事業を立ち上げる身軽さが、いまの経営の姿だ。
畳んだ治験の後始末にいくらかかるかと、Molecule.aiを製薬会社や研究機関へ売り込めるかで先行きが決まる。常勤の従業員は2人しかおらず、開発も営業もその薄さの上に乗っている。
この会社をどう読むか
会社の中身が、たった1日で入れ替わることがある。2025年11月20日、Shuttle Pharmaceuticalsは主力候補ロピドキスウリジンの治験を畳むと決めた。その翌日にはAI創薬ソフトMolecule.aiの資産を買い取っている。
新しい柱は、分子の性質を予測し、候補どうしを比べ、なぜその予測になるかを言葉で返す研究者向けの基盤だ。ただし常勤2人の会社が、外販の実績もない道具を抱えた状態でもある。この乗り換えが形になるかは、これから測るしかない。
バランスシート (要約)
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2M(22%)。
開示から読める範囲では借金が重い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$334K
- 他の流動資産$169K
- 固定資産$10M
- 流動負債$8M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −519.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$9M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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