財務データが揃わず、性格の分類はしていない
薬を自社で作って売り続ける多くの製薬会社と違い、開発と承認まで自ら手がけたのち、売る仕事は各国のパートナーに委ねる道を選んだ。成分を殻に包んで刺激を抑えるという一つの技術を、既存薬の改良にも新しい候補にも使い回している点も持ち味になる。
薬の成分をごく小さな殻に包み、肌の上で少しずつ放つ独自の技術で、にきび向けのTwyneoと酒さ向けのEpsolayをFDA承認まで導いた。米国での権利は2025年4月にMayneへ売り渡し、いまはカナダ、中国、欧州各国などのパートナーから入るロイヤルティが手元の収入になる。あわせて、まれな遺伝性皮膚病ゴーリン症候群向けの新薬候補SGT-610を自ら開発しており、ピーク時に年$600M超の売上を見込む。
米国での販売から自社が手を引いた以上、二剤の売れ行きは各国パートナーの営業力と熱意に委ねられ、伸びなければロイヤルティも細る。SGT-610が狙うゴーリン症候群は患者数自体が少なく、第3相試験でつまずけば新薬の値打ちは大きく損なわれる。稼ぐ力がまだ固まらず、資金を株式の追加発行に頼る場面も残る。
各国の導出契約から入るロイヤルティで足元を支えつつ、人と資金はSGT-610の第3相試験へ寄せている。米国での自社販売から手を引いたのは、営業や販促の費用を抱え込まない身軽な形へ切り替える判断だった。
足元の収入は、各国のパートナーがTwyneoとEpsolayをどれだけ売り、そこからいくらのロイヤルティが返ってくるかで決まる。次の収益源を作れるかどうかは、SGT-610の第3相試験が計画どおり進み、FDAの承認まで届くかにかかっている。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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