SLND
Southland Holdings橋やトンネル、水処理施設といった専門性の高い工事に絞り込み、複数の子会社の技術を組み合わせて対応する幅を持つ。一般の建物の建設とは求められる技術も規模も違う。
橋やトンネルを架けるトランスポーテーション部門と、水処理施設や送水管を手がけるシビル部門の二本立て。ジョンソン・ブラザーズやアメリカン・ブリッジなど六つの子会社が、官公庁や民間の発注者から一件ずつ工事を受注する。
大型の固定価格の工事は、見積もりの誤りや工期の遅れがそのまま損失に直結する。受注が一部の大型案件に偏れば、一件の躓きが全体に響く。
重機を借りずに自前で抱え、工事の大半を外注せず自社の作業員で仕上げる方針をとる。採算の合わない仕事は選ばず、2023年にはコンクリートとアスファルトの製造から手を引いた。
公共インフラの予算と、入札で示した価格通りに現場を終えられるかで決まる。天候や地盤といった現場ごとの事情が、当初の見積もりを狂わせやすい。
この会社をどう読むか
Southland Holdings という社名にぴんと来る人は少ない。だが傘下のアメリカン・ブリッジなど六つの子会社が架けた橋や競技場、観覧車を、名前を知らずに見ている人は多いはずだ。
収益は入札で示した金額と実際の原価の差から生まれ、天候や地盤の想定外一つで見積もりを外せばそのまま損失になる。2023年にコンクリートとアスファルトの製造から撤退したのも、採算の悪い仕事を抱え込まないためだ。
バランスシート (要約)
資産 $989M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない、自由に使える現金で借金を約20年で返せる
- 現金・現金同等物$53M
- 他の流動資産$681M
- 固定資産$255M
- 流動負債$655M
- 長期借入金$204M
- 短期借入金$54M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $772M
- 売上成長率
- −21.2%
- 粗利率
- −20.1%
- 営業利益率
- −28.1%
- 純利益率
- −39.7%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $17M
- フリーCF
- $13M
- 営業CFマージン
- 2.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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