SMRT
SmartRent入居者ではなく運営会社の側の手間と損失を減らす設計で、無人で回す内見や、水漏れ被害を7割から9割減らせるとする漏水検知を売りにする。特定メーカーの機器に縛られず、既存の物件管理システムに差し込める点も導入の敷居を下げる。
買い手は集合住宅を運営する会社で、鍵やセンサー、それらをまとめるハブ機器を物件単位で納める。機器の代金が入り口にあり、導入後は使い続ける限りソフトの利用料が毎月積み上がる。
金利が上がって新築と改修が止まると、機器の納入そのものが減る。他社製品ともつながる開放的な設計は売り文句だが、同時に似た仕組みを売る競合との差を薄める。
機器を売り切って終わりにせず、毎月の利用料が積み上がるソフト収入へ重心を移す途中にある。成長の速さより、解約されない導入をどれだけ残せるかを問われる段階だ。
収入の積み上がりは、賃貸オーナーが何戸ぶん新しく入れるか、入れた仕組みを解約せず使い続けるかで変わる。金利が集合住宅の着工と改修の量を動かすため、住宅の資金環境も間接的に効く。
この会社をどう読むか
SmartRentの請求書が届く先は入居者ではなく、その建物を運営している会社だ。鍵もセンサーもソフトも物件単位でまとめて納め、入居者は与えられた仕組みを使う側に回る。
導入後に毎月の利用料が積み上がる形なので、機器を何台売ったかより、解約されずに何戸で動き続けているかが値を決める。金利が上がって集合住宅の新築と改修が止まる局面では、その入り口である機器の納入から先に細る。
バランスシート (要約)
資産 $321M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $232M(72%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約4年分
- 現金・現金同等物$105M
- 他の流動資産$83M
- 固定資産$133M
- 流動負債$60M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $152M
- 売上成長率
- −12.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −42.0%
- 純利益率
- −39.8%
- ROE
- −26.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$22M
- フリーCF
- −$25M
- 営業CFマージン
- −14.2%
- 現金ランウェイ
- 約4年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
SMRT の掲示板
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