SMXT
SolarMax Technology太陽光の設備メーカーではなく、設計から施工までを請け負う工事会社である。資金調達の一角を移民投資家向けのEB-5プログラムに頼る点は、同業の施工会社ではまず見かけない。
家庭や事業者に太陽光パネルを設計・施工して代金を受け取り、商業向けの蓄電池(BESS)工事も固定価格で請け負う。中国では太陽光発電所の建設も手がけるが、2019年から2021年の中国事業の収入は国有企業SPIC一社が出どころだった。
2025年末時点でEB-5関連の転換社債の元本$14.3Mが債務不履行にある。その不履行を2023年と2024年の決算で開示していなかったことも後に判明し、内部統制の不備と認められた。
未開示だった債務不履行を認め、内部統制の不備は2025年末までに是正した。株価が$1を下回りNasdaqから上場維持基準の未達通知を受けており、株式併合の検討を含む財務の立て直しが経営の主題になっている。
太陽光設置の需要は金利と税優遇に振られ、固定価格で受注したBESS工事は資材費が上がるほど利幅が痩せる。加えて資金の一部をEB-5移民投資家からの借入に頼っており、その借り換えの成否が資金繰りを決める。
この会社をどう読むか
SolarMax Technologyの資金繰りを支えてきたのは、太陽光の工事代金だけではない。移民投資家向けのEB-5プログラムを通じて、転換社債の形で資金を集めてきた。
その転換社債のうち元本$14.3Mが2025年末時点で債務不履行にあり、しかも2023年と2024年の決算では開示されていなかった。株価は$1を割ってNasdaqから上場維持基準の未達通知を受けており、工事の話より先に財務と開示の立て直しが来ている会社だ。
バランスシート (要約)
資産 $91M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない
- 現金・現金同等物$8M
- 他の流動資産$67M
- 固定資産$16M
- 流動負債$96M
- 短期借入金$20M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $91M
- 売上成長率
- 295.8%
- 粗利率
- 4.6%
- 営業利益率
- −6.9%
- 純利益率
- −7.0%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $498K
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 0.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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