SPRB
Spruce Biosciences行き詰まった開発品を抱えたまま延命するのではなく、上場廃止の底で開発の中心を入れ替えて仕切り直した。申請を急ぐ前に増資で現金を厚くする順番を選んでいる。
承認された薬はまだ一つもなく、売上と呼べる収入もない。手元資金を燃やしながら、MPS IIIBという遺伝性の難病に使う酵素補充療法TA-ERTを承認申請まで運ぶ段階にいる。
2025年4月にナスダックの最低株価基準を割って上場廃止となり、株は店頭市場に落ちた。8月に75株を1株にまとめる株式併合を経て9月に復帰したが、申請でつまずけば同じ道をもう一度たどる。
開発を前に進めるより先に、資金を確保する順番へ転じた。2025年10月の第三者割当増資で$46.6Mを集め、年末の現金を$48.9Mまで積み上げたのがその表れになる。
2025年末で$48.9Mある現金がどこまで持つかと、2026年後半に予定する承認申請が計画どおり進むか。この二つが会社の寿命を決める。
この会社をどう読むか
Spruce Biosciencesの2025年は、崩れるところから始まった。4月にナスダックの上場基準を割って上場廃止、8月には75株を1株にまとめる株式併合に追い込まれている。
そこから9月にナスダックへ戻り、10月の増資で$46.6Mを積んだ。承認薬はまだなく、収入もない。この現金でMPS IIIBの薬を承認申請まで運びきれるかどうかに、会社の先行きが丸ごと乗っている。
バランスシート (要約)
資産 $53M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $43M(80%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$49M
- 他の流動資産$3M
- 固定資産$909K
- 流動負債$10M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $0
- 売上成長率
- −100.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −91.7%
- ROIC
- −67.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$33M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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