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Presidio Property Trust見本住宅というのは、住宅建設会社が分譲地で買い手に見せるための家だ。それを買い取って貸し戻す仕組みを投資信託の形で持つ会社は少なく、オフィスと二本立てにしている例はさらに珍しい。
オフィスや産業施設を貸して賃料を得る一方、新築の一戸建てを買い取って住宅建設会社にそのまま貸し戻す。後者はトリプルネットの契約で、修繕や税の負担を借り手側に置く形にしている。2025年には見本住宅22戸を約$9.4Mで買い、20戸を約$9.8Mで売った。
オフィスは在宅勤務の広がりで空室が出やすく、見本住宅は新築の着工が鈍れば借り手が減る。保有数がもともと多くないため、一件の空室や売り遅れが数字にすぐ響く。金利が上がれば借入と物件評価の両方が痛む。
値が乗ったところで売り、また買い直す回転の速さがこの会社の運び方だ。2025年2月には商業物件も2件まとめて約$15.9Mで手放している。受け取った賃料を配当として株主に戻す姿勢は保っている。
商業物件の入居率と賃料、そして見本住宅を借りてくれる住宅建設会社の意欲にかかる。売買の益も収入に組み込んでいるため、市況の良い時期に手放せるかどうかも効いてくる。
この会社をどう読むか
分譲地の入口に建つ、家具まで置かれた見せるための家。Presidio Property Trustは、あの見本住宅を住宅建設会社から買い取り、そのまま貸し戻すことを二つの事業の一方に据えている。
もう一方はオフィスと産業施設で、こちらは普通の不動産投資信託の顔だ。ただし腰を据えて長く貸すというより、2025年に見本住宅を22戸買って20戸売ったように、入れ替えの回転そのものが利益をつくっている。保有数が多くないぶん、この回転が止まったときの影響は、賃料の増減より大きく出る。
バランスシート (要約)
資産 $122M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $17M(14%)。
自己資本の薄さか借入の重さが同業の中でも目立つ
- 現金・現金同等物$7M
この判定で見た指標: 自己資本比率。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $17M
- 売上成長率
- −11.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 63.4%
- 純利益率
- −49.2%
- ROE
- −49.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $418K
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 2.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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