
SSYS
Stratasys装置と材料を組にして囲い込む商法をとりつつ、部材の調達ではRicohなど外部との契約に頼る。売る側も作る側も外に預けている部分が多く、自社で握っているのは技術と設計に近い部分になる。
装置を売り、その装置でしか使えない材料を売り続ける。稼働台数が増えるほど材料の注文が積み上がり、装置の販売よりも読みやすい収入になる。
装置の組立も材料の製造も、機種ごとに一カ所の工場へ寄せている。そこが止まれば出荷が丸ごと滞る。2025年は米国の関税で仕入れ値が上がったことも一因となり、粗利益と粗利益率がともに縮んだ。
代理店との関係を保ちながら、関税と為替の逆風の下で採算を戻す作業が当面の主題になる。工場の一点集中という積年の弱点は認識されているが、分散はまだ道半ばだ。
売る役目の多くを各地の代理店と独立の販売代理人に預けている。2025年の売上の40.3%は南北アメリカ以外からで、その地域の顧客と直につながっているのは自社ではなく代理店のほうだ。
この会社をどう読むか
Stratasysは3Dプリンタの会社だが、顧客に製品を届けているのはほとんどが同社の社員ではない。各地の代理店と独立の販売代理人が売り、保守まで担うため、身軽さと引き換えに地域ごとの顧客との距離は遠い。
作る側はその逆で、機種ごとに一カ所の工場へ寄せる集中型だ。売上の40.3%を米州の外に持ちながら、生産は数えるほどの拠点に固まっている。販路は広く薄く、生産は狭く厚い。この非対称が同社の弱点の形を決めている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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