SUPX
SuperX AI Technology半導体を作るのでもデータセンターを運営するのでもなく、サーバーに液冷や給電までを添えて一式で渡す売り方を狙う。シンガポールをアジアの拠点に、日本へ組立拠点、米国へ販売拠点を置く配置もこの規模では珍しい。
NVIDIA の Blackwell 系半導体を積んだ SuperX 印のサーバーを設計し、組み立ては外部の工場に委ねて自社ブランドで売る。香港の内装・改修工事の請負も残り、2025年6月期はこちらが売上の7割を占めた。
2025年6月期の売上は$3.6M、純損失は$21.2M で、事業の入れ替えにかかった費用が稼ぎをはるかに上回った。人工知能側の実績はまだ1年に満たず、受注が細れば内装工事の細い商いだけが残る。
稼ぎを株主に返す段階になく、日本の組立拠点や米シリコンバレーの拠点の開設に資金を投じ続けている。外部委託だった組み立てを自前に取り込む方向へ、少しずつ舵を切っている。
完成品を自社工場でなく受託先に作らせる方式のため、半導体の調達と委託先の生産枠の両方に供給が握られている。需要の側は、企業やクラウド事業者の人工知能向け設備投資が続くかどうかに全面的に乗る。
この会社をどう読むか
SuperX AI Technology は、2025年6月まで香港で住宅や店舗の内装工事を請け負ってきた会社だ。人工知能向けサーバーへ主力を移すと宣言したのは同じ月で、いまの姿になってから一年と経っていない。
直近の2025年6月期は、売上$3.6M のうち人工知能関連が$1.0M で、残りは従来どおり内装工事が稼いだ。サーバーの設計は自社で担うが組み立ては外部の工場任せで、日本に構える自前の組立拠点が動き出すかどうかが、この乗り換えの本気度を測る最初の目印になる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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