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Sinovac Biotech一本の看板商品に頼らず、肝炎からポリオまで定番を並べて公的な予防接種の網に食い込んでいる。B型肝炎の抗原を2034年まで独占で押さえるなど、原料の側にも手を伸ばしている点は単なる製造元と違う。
北京の子会社が肝炎、季節性インフルエンザ、水痘、23価の肺炎球菌、ポリオの不活化ワクチンを製造する。売り先は各地の疾病予防センター(CDC)で、供給は政府の入札を通す。B型肝炎ワクチンの抗原は北京生物制品研究所から2034年6月までの独占契約で仕入れている。
中国の出生数は2024年の954万人から2025年に792万人へ落ちており、小児向けが多い品ぞろえには重い逆風になる。入札は価格勝負になりやすく、取り分を守るために単価を下げれば利益が薄くなる。2018年に噴き出した株主間の争いも司法の場で続いている。
重心は既存の定番を入札で守ることに置かれ、新製品の承認取得は二番手に回っている。株主間の紛争が長く尾を引き、統治の話が経営の議題から消えない状態が続く。
落札できる本数と、その落札価格が業績に直結する。水痘は2020年の承認後に入札での供給を伸ばしたが、2025年には新しい競合が同じ品目に入ってきた。
この会社をどう読むか
Sinovacのワクチンを買うのは、病院でも薬局でもなく、中国各地の疾病予防センターだ。売り方は入札で、落札できた本数と単価がそのまま業績になる。
水痘は2020年の承認から入札での供給を広げ、ポリオの不活化ワクチンも取り分を伸ばしてきた。ただし出生数の減少で小児向けの市場そのものが細り、価格勝負の入札が利益を削る。2018年に噴き出した株主間の争いはいまも訴訟が続いており、事業の話より統治の話が先に来る場面が多い。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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