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Smith & Wesson Brands1852年の創業以来、持ち主を何度も変えながら看板だけは生き残ってきた。新興のメーカーには無い長年の知名度と品ぞろえの広さが、販売店との関係をつなぎ止める土台になっている。
テネシー州メアリービルなど自社の工場で拳銃やライフル、消音器を設計・製造し、販売店を通じて護身や狩猟の客、法執行機関、軍まで幅広く売る。Smith & Wessonのほかに、消音器のGemtechというブランドも持つ。工場の稼働を平らにするため、他社向けの製造受託も引き受けている。
駆け込み需要の反動が来ると在庫だけが積み上がり、値引きを強いられやすい。銃規制の強化や訴訟は、販売店の取り扱い姿勢そのものを冷やす。山に合わせて増やした生産は、谷では工場の稼働率の落ち込みとして返ってくる。
需要の山と谷に合わせて生産量を素早く動かすことが、この会社の経営そのものになっている。工場の再編でコストを下げ、新製品を切らさずに出しながら、株主への還元も止めていない。
売れ行きを決めるのは景気ではなく、世の中の不安と規制の行方だ。強化が噂されれば駆け込みで跳ね、話が消えれば反動で沈む。鋼材など材料費の上下も利幅に効いてくる。
この会社をどう読むか
Smith & Wessonは1852年の創業から170年以上を数えるが、その間に持ち主は何度も入れ替わった。ウェッソン家の手を離れたあと複数の親会社を渡り歩き、それでも銃メーカーとしての看板だけは残り続けている。
この会社の売上を動かすのは景気そのものより、社会不安や銃規制をめぐる報道のタイミングだ。規制強化が噂されるたびに駆け込みで跳ね、その波が去れば反動で在庫が積み上がる。ブランドで販売店との関係は保てても、需要の振れ幅をならすことまではできず、生産調整の巧拙がそのまま利益率に出る。
バランスシート (要約)
資産 $513M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $377M(73%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$28M
- 他の流動資産$213M
- 固定資産$271M
- 流動負債$75M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $524M
- 売上成長率
- 10.4%
- 粗利率
- 26.9%
- 営業利益率
- 5.6%
- 純利益率
- 3.5%
- ROE
- 4.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $114M
- フリーCF
- $90M
- 営業CFマージン
- 21.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $23M
- 配当性向
- 125.7%
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