電動工具と手工具で世界最大の規模と、専門業者から愛好家まで支持する有名ブランド群が最大の強み。幅広い品ぞろえと世界の販売網を持ち、付属品の繰り返し需要で安定した収益を得る。長年配当を増やしてきた実績があり、工具という分野で圧倒的なブランド力を握る立ち位置にいる。
電動工具や手工具、それに関連する付属品の販売が収益の柱。プロの専門業者から日曜大工の愛好家まで幅広く使われる有名ブランドを抱え、量販店やネットを通じて世界で売る。工具本体に加え、刃やバッテリーなどの付属品が繰り返し売れる。建設や修繕に欠かせない道具を世界規模で供給して稼ぐ構造になっている。
景気後退や金利上昇で住宅の建設・修繕が冷えると、工具の販売が落ち込む。原材料費や物流費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。過剰な在庫を抱えた局面の調整や、買収に伴う負担、価格競争も、収益の重しになりうる。住宅市況の波に業績が大きく振られる。
配当を長年増やしつつ、コスト削減による採算の立て直しと、ブランドの育成、効率的な生産に力を入れる経営。住宅市況で振れる需要を、有名ブランドと付属品の繰り返し需要で和らげ、世界最大の規模を生かして着実に稼ぎながら株主への還元を続ける方針が特徴。
住宅の建設・修繕の活発さと、設備投資、原材料費の動向に依存する。住宅市場が活発で工具の需要が強いか、有名ブランドの魅力を保てるか、原材料費や物流費の上昇を値上げで吸収できるか、そしてコスト削減で採算を立て直せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $21.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9.1B(43%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$280M
- 他の流動資産$5.7B
- 固定資産$15.3B
- 流動負債$5.2B
- 長期借入金$4.7B
- 短期借入金$555M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $15.1B
- 売上成長率
- −1.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 2.7%
- ROE
- 4.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $971M
- フリーCF
- $688M
- 営業CFマージン
- 6.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $501M
- 配当性向
- 124.6%
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