
TCRT
Alaunos TherapeuticsGLP-1やGIPのようなホルモンの経路を使わず、飲み薬の小分子で肥満と脂肪肝に働きかける道を選ぶ。ティッカーのTCRTが示す通り前身はがんの細胞治療会社で、中身をそっくり入れ替えた経歴を持つ。
売上はこれまで一度も立ったことがない。かつてはTCR-T細胞治療でがんを狙っていたが、いまは経口の小分子薬ALN1003を肥満と脂肪肝(MASLD)へ向ける前臨床研究に絞っている。
人に投与した経験がまだ無く、安全性について示せるものも何も無い。肥満薬の市場はGLP-1がすでに押さえており、累積損失$924.6Mを背負ったまま新しい柱を一から立て直している。
臨床段階の細胞治療から前臨床の化合物研究へ退いたことで、年間の純損失は$4.2Mまで縮んだ。2026年3月に公表した肥満マウスのデータが、方向転換後で最初の材料になる。
ALN1003がマウスから人の試験へ進めるかどうかが、この会社の値打ちのほぼすべてになる。2025年の純損失は$4.2Mまで絞られており、この細い燃費で次の関門まで届くかが問われる。
この会社をどう読むか
TCRTというティッカーだけが、この会社の前歴を伝えている。T細胞受容体を使ったがんの細胞治療を手がけていた頃の名残りで、いまの中身は肥満と脂肪肝を狙う飲み薬の研究だ。
残ったのは累積損失$924.6Mという穴と、マウスでの実験結果ひとつだけだ。2026年3月に公表した体重減少のデータを手に、年$4.2Mという細い支出で人の試験までたどり着けるかを見る局面にある。
バランスシート (要約)
資産 $3M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2M(73%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$1M
- 他の流動資産$603K
- 固定資産$978K
- 流動負債$813K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5K
- 売上成長率
- −50.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −194.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$3M
- フリーCF
- −$3M
- 営業CFマージン
- −57380.0%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
TCRT の掲示板
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