財務データが揃わず、性格の分類はしていない
露天掘りの大型鉱山と、地下で薬液を循環させて銅を溶かし出す非在来型のISCR鉱山という、採り方の異なる2つの銅山を同時に抱える点が珍しい。フローレンスは在来型の露天掘りより地表への負荷が小さく、コスト競争力でも上位に入ると見込む。
カナダ最大級の露天掘り銅山ギブラルタルを100%保有し、掘り出した精鉱を売って稼ぐ。2025年の産出は銅98百万ポンド、残る採掘可能年数は19年以上で、日本の双日・DOWA・古河が持っていた共同出資分は2023年と2024年に買い取った。
収入の大半を銅の国際相場に依存するため、相場が下がれば利益は急速にしぼむ。フローレンスは商業規模でISCR方式を動かす初期段階にあり、坑井の酸性化や採取液の銅濃度が計画どおり上がらなければ立ち上げが遅れる。ギブラルタルは60年操業する成熟鉱山で、鉱石の品位低下や設備の更新負担も避けられない。
共同出資者の持分を段階的に買い取り、鉱山を完全に自社のものにしてきた履歴が経営の癖として出ている。いまはギブラルタルのコスト管理と、フローレンスを商業生産に乗せることに人と金を寄せている。
銅の国際相場と、ギブラルタル鉱山の産出量、そして2025年第4四半期に建設を終えたアリゾナのフローレンス銅山の立ち上げ進捗に依存する。フローレンスは露天掘りをせず地下で銅を溶かし出すISCR方式で、年産85百万ポンド・鉱山寿命22年を見込む。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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