配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
中小の事業者が日々の用事を一つでこなせるソフトに的を絞り、細る電話帳の事業から軸足を移そうとする点が最大の特徴。広告だけ、予約だけといった一点の道具とは、まとめ方が違う。中小の店の集客を助けるソフトの会社の立ち位置にいる。
中小向けのソフトの利用料が事業の柱。店や小さな事業者が、予約の受付や、請求と支払い、客との連絡、口コミの管理などを一つにまとめてこなせるソフトを、月ごとの利用料で提供する。あわせて、客を集めるための広告の出稿の支援も手がける。もとは紙の電話帳と、それに連なる広告の事業を営んでおり、そこで細っていく収入を、ソフトの利用料へと置き換えようとしている。利用する事業者が増えるほど、利用料が積み上がる。
古くからの電話帳と広告の事業が、急速に細っていく弱点を抱える。ソフトの利用料が、その細りを補いきれなければ、全体の収入が縮む。中小向けのソフトは競合がひしめき、価格を抑える圧力が強い。事業者は景気が冷えると真っ先に費用を削る。借り入れも抱え、金利の負担が重い。古い事業の縮小から軸足を移す、過渡期の難しさを抱えている。
配当を出さず、ソフトの拡充と古い事業からの移行に重きを置く経営。ソフトの開発と、事業者への売り込み、電話帳の事業の縮小の管理を進める。中小向けのソフトへの移行が、運営の中核になっている。
ソフトを使う事業者の数と、利用の継続、そして古い事業の細り方に依存する。中小の事業者がこのソフトをどれだけ使うか、いったん使い始めた事業者を引き止められるか、細っていく電話帳の事業の収入を、ソフトの利用料がどれだけ補えるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $689M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $218M(32%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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