まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
革と、革を加工する道具、教材を一手にそろえ、店での助言や講習で愛好家を支える点が最大の特徴。完成した革製品を売る会社とは、扱う品が違う。革と革工芸の用品を売る会社の立ち位置にいる。
革と革工芸の用品の販売が事業の柱。なめした革や、革を切る、打つ、縫う道具、模様の型、教材などを、革の工芸を楽しむ愛好家や、小さな革の事業者へ売る。自前の店を各地に構え、通販も組み合わせて届ける。革工芸の入り口となる教材や講習で、新しい愛好家を呼び込み、繰り返し材料や道具を買ってもらう。古くから革工芸を支えてきた品ぞろえと、店での助言を武器に、愛好家をつかむ形になっている。
革工芸は趣味の分野で、愛好家の数が限られ、大きくは伸びにくい弱点を抱える。景気が冷えれば、趣味への支出は抑えられる。革の原料の値段は、家畜の相場や需給で上下する。店を構える分、家賃や人件費の負担が重い。ネットの通販や、ほかの趣味との競争もある。新しい愛好家を呼び込めなければ、客が高齢化して先細る。革の流行や、動物の革を避ける流れにも左右される。
配当を出さず、品ぞろえと店での助言、愛好家の呼び込みに重きを置く経営。革と道具の仕入れと販売、店の運営、講習による愛好家の育成を進める。革と革工芸の用品の販売が、運営の中核になっている。
革工芸の愛好家の数と、客の支出、そして革の仕入れの費用に依存する。革の工芸を楽しむ人がどれだけいるか、愛好家が材料や道具にお金を回せるか、革の原料の費用を抑えられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $87M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $53M(61%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
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