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TransMedics Group臓器を生かしたまま運ぶ技術と、回収から空輸までの一貫網という、他に存在しない仕組みの独占が最大の強み。使えなかった臓器を移植に変える価値は、命の数で測られる説得力を持つ。移植医療の物流を作り変えた発明者の立ち位置にいる。
心臓や肺、肝臓を体外で生きた状態に保つ灌流装置と、移植ごとに使う消耗品の販売が収益の柱。臓器の回収から輸送までを丸ごと請け負うサービスを展開し、自社の航空機網で病院へ届ける。従来は使えなかった臓器も移植可能にし、件数自体を増やす。移植一件ごとの装置と物流の対価で稼ぐ構造になっている。
高い対価への批判や償還の見直しは、独占ゆえに政治の標的になりやすい。航空機の運航は費用が重く、件数の踊り場で利益を圧迫する。競合の灌流技術や安価な保存法の進歩は、独占の根拠を削る。高い成長を織り込んだ株価は、四半期の鈍化に敏感に反応する。
配当はなく、現金を航空機の取得と次の臓器の臨床開発に投じる拡大の経営。装置の販売からサービスの請負へ収益の重心を移す。移植網の容量を先回りで広げる方針が特徴になっている。
移植件数の拡大と、保険の支払い、航空網の採算に依存する。臓器の提供と移植の件数が伸び続けるか、装置と物流の高い対価を保険と病院が払い続けるか、自社航空網の稼働が採算に乗るか、そして腎臓など次の臓器への拡大が実るかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $473M(44%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$488M
- 他の流動資産$149M
- 固定資産$431M
- 流動負債$89M
- 短期借入金$10M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $605M
- 売上成長率
- 37.1%
- 粗利率
- 59.9%
- 営業利益率
- 17.9%
- 純利益率
- 31.4%
- ROE
- 40.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $193M
- フリーCF
- $134M
- 営業CFマージン
- 31.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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