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TOP Financial Group売買を取り次ぐ仲介に徹し、CMEやユーレックス、大阪取引所など世界十余りの取引所への接続を小さな所帯で束ねている。ただし先物のEsunny、株式のLongbridgeなど売買の土台となるシステムは外部から使用権を借りたものだ。
自社アプリとウェブサイトから、香港と海外の株式・先物・オプションの注文を取引所へ取り次いで手数料を得る。あわせて2023年に取得した貸金業の免許のもと、資金の貸付でも利息を稼ぐ。
先物の取扱高は2023年度の297万件から2025年度の112万件へ落ちており、顧客が微増でも取引が伴っていない。ネット証券は手数料の値下げ競争にさらされやすく、貸付は相場急落時に焦げ付きを抱える。
取扱高の落ち込みを止めることが、成長戦略より先に来る規模にある。株主への還元に回す余力はなく、経営資源は顧客基盤の積み増しへ向かう。
取扱高と、顧客ひとりあたりが年に何回売買するかで手数料収入の額が決まる。相場が冷えて売買が細れば、手数料も貸付の利息も同時に減る。
この会社をどう読むか
TOP Financial Groupの規模感は、社名から想像するものよりずっと小さい。香港発のネット証券だが、登録している顧客は355人、そのうち実際に手数料を生んだ口座は52件にすぎない。
気になるのは方向だ。先物の取扱高は2023年度の297万件から2025年度には112万件へ、3年でおよそ3分の1まで落ちた。顧客の数はわずかに増えているのに取引だけが減っているという食い違いは、口座は名簿に残っても売買が動いていないことを示す。この落ち込みを止められるかが、まず問われる。
バランスシート (要約)
資産 $86M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $34M(39%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$13M
- 長期借入金$638K
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5M
- 売上成長率
- 41.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −24.9%
- 純利益率
- −24.8%
- ROE
- −3.4%
- ROIC
- −2.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $14M
- フリーCF
- $13M
- 営業CFマージン
- 296.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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