
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
めぼしい特許を持たず、研究開発にもまとまった金額を使わない。それでいて米国の菓子メーカーで上位10社に入る規模を保っており、守るべき資産が製品ではなく登録商標のほうにあることを示している。
トッツィーロールやジュニアミンツ、チャールストン・チューといった、数十年単位で変わらない看板の菓子を、スーパーやドラッグストアに卸して売る。研究開発費はほとんどかけず、新商品を出すより既存の味と包装を守ることに軸足を置く。
健康志向や嗜好の変化で昔ながらの菓子の需要が細ったとき、新しい看板を生み出す仕組みを持たないぶん立て直しに時間がかかる。砂糖や包装材の値上がりも、価格転嫁が追いつかなければそのまま利幅を削る。
原料高は値上げか内容量の調整で吸収し、砂糖は先物で仕入れ値を前もって固定しておく。新しい柱を作りにいくより、数十年売れ続ける看板の菓子を絶やさないことに手をかける。
砂糖をはじめとする原料費と、スーパーやドラッグストアの棚をどれだけ押さえられるかが商売の生命線になる。値上げか内容量の調整でしか、原料高を吸収する手立てを持たない。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $941M(75%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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