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強み

アフリカのHIV検査でUni-Goldが標準として根を張っているという、真似のしにくい実需を持つ。そこへ針を使わずに刺せる血糖センサーという畑違いの新技術を接ぎ木しようとしている。

成長ドライバー

看板はサハラ以南アフリカで確認検査の定番になっているUni-Gold HIVで、WHOの承認を得たスクリーニング検査と組み合わせて売る。糖尿病の指標を測る自社製の分析装置Premier、自己免疫や感染症の検査キットも数百種そろえる。直販と代理店を通じて約100か国へ流している。

リスク

診断薬の市場はAbbottやRocheのような大手と値段で当たる場所で、小さな会社ほど利幅を削られる。主力の製造工程を海外へ移す最中でもあり、切り替えが詰まれば供給が止まる。2024年に買った血糖センサーは臨床試験の前の段階で、収益になる保証はない。

経営の癖

2024年1月にWaveformの生体センサー資産を買い、同時に主力検査薬の製造を段階的に海外委託へ移している。守りの原価改善と攻めの新技術を、同じ二年のあいだに並べて走らせている。

読みの軸

アフリカ各国の公衆衛生予算とHIV検査の実施量が、既存事業の量を決める。2025年から進めている主力検査薬の製造の海外委託が、狙いどおり原価を下げられるかどうかも効いてくる。

この会社をどう読むか

サハラ以南アフリカの検査所でHIVの確認検査に使われてきたUni-Goldという試薬がある。これを作っているのがアイルランドのブレイに本社を置くTrinity Biotechで、自己免疫や感染症の検査キットも数百種、約100か国へ卸している。

地味に見えるが、会社は二年前から二つの作業を同時に進めている。ひとつは主力検査薬の製造を海外の委託先へ移して原価を下げること、もうひとつは2024年に買った針の要らない血糖センサーを製品に仕立てることだ。実需のある古い事業を細く保ちながら、新しい柱が立つのを待っている段階になる。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Trinity Biotech の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。