TRIN
Trinity Capital外部の運用会社に手数料を払う一般的な投資会社と違い、案件の発掘から審査、回収までを自社の社員だけで内製している。融資に加えて設備の貸し出しまで手がける点も、貸付専業の同業とは異なる。
上場前の成長企業にまとまった資金を貸し、必要な設備は自社が買って貸し出す。融資には株を買える権利を添えることが多く、貸出先が上場や買収に至れば、その値上がり分も収益に加わる。
貸す相手の多くはまだ黒字化していない新興企業で、ベンチャー投資が冷えると返済が同時に滞りやすい。稼いだ利益の大半を配当に回す仕組みのため、貸し倒れに備える余力も薄くなりがちだ。
2025年末時点で106人の専門職を抱え、貸出先の見極めも回収も自社の人員でまかなう体制を保つ。投資会社としての税制上の扱いを維持するため、稼いだ利益の大半は配当として株主に戻っていく。
貸出先が次の資金調達を続けられるかどうかに、返済の見込みがぶら下がっている。ベンチャーへ流れる資金が細れば、貸出先の資金繰りは一斉に苦しくなる。
この会社をどう読むか
Trinity Capitalが貸す相手は、上場企業でも大企業でもなく、ベンチャーの後ろ盾で急成長する未上場の企業だ。年間売上高が最大でも$100M程度の、銀行からは借りにくい段階の会社が中心になる。
多くの投資会社は外部の運用会社に手数料を払って運用を任せるが、この会社は自前の社員が発掘から回収までを担う。外への運用手数料がかからない分だけ費用が軽く、融資に添えた株を買える権利で値上がり益も取りにいける。
バランスシート (要約)
資産 $2.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(44%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$19M
- 長期借入金$1.3B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$535M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
TRIN の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…