安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
一つの街や一つの産業に根を張る地方銀行が多いなか、この銀行は性格の違う六つの地域経済へあえて分散している。木材の町から出発して都市部まで広げた経緯そのものが、リスクの散らし方になっている。
預金を集めて住宅ローンや商業用不動産、中小企業向けに貸し出し、その利ざやを取る。支店網が広がる六郡は木材と漁業、政府雇用、都市経済、小売と製造業と、支えている産業がそれぞれ違う。
政府雇用に頼る郡で公的予算が絞られたり、木材と漁業の郡で一次産業が沈めば、その郡の焦げ付きが増える。金利が急に動けば、保有債券の評価と貸出の利ざやが同時に揺れる。ワシントン州の外に足場がなく、州全体の後退には逃げ場がない。
支店網を一気に広げるのではなく、木材依存の本拠から少しずつ性格の違う郡へ足場を移してきた。1915年から続く貯蓄銀行の出自を引きずり、貸出の規律と預金基盤の安定を優先する。
六つの郡それぞれの雇用環境と、金利水準、そして貸出の焦げ付き具合に業績がつながる。産業の異なる地域を並べているため、地盤全体の景気を一つの指標では掴みにくい。
資産 $2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $263M(13%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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