TUSK
Mammoth Energy Services油田サービスの請負でありながら、光ファイバー網の建設保守と航空機材のリースまで抱える顔ぶれは珍しい。顧客も景気の周期も事業ごとに違うため、エネルギー価格ひとつでは全体を説明できない。
収入はレンタル機材、光ファイバー網の建設保守、天然砂、宿泊、掘削の5つに分かれる。油田や建設の現場に機材を貸す事業が中心で、そのレンタル資産には航空機やジェットエンジンも含まれる。
プエルトリコの送電網復旧を請け負った子会社Cobraは、発注元のPREPAが破産手続きに入って代金の回収が長期化した。石油とガスの価格が下がれば、レンタルと天然砂と掘削の受注は真っ先に細る。
各事業の責任者は平均29年を超える現場経験を持ち、いまはレンタル事業の拡大に力を入れる。2024年のPREPAとの和解では$170.0Mの請求権と$18.4Mの留保金の回収にこぎつけ、長い係争に区切りをつけた。
原油と天然ガスの価格が、レンタルと天然砂と掘削の受注を動かす。光ファイバー事業は通信会社の設備投資サイクル、航空機リースは航空会社の需要に付き、事業ごとに山と谷のタイミングがずれる。
この会社をどう読むか
Mammoth Energy Servicesの近年を決めたのは、油田の仕事ではなく1件の係争だった。2017年のハリケーン・マリア後、子会社Cobraがプエルトリコの送電網復旧を請け負い、発注元のPREPAが破産したことで代金の回収が長引いた。
2024年の和解で$170.0Mの請求権と$18.4Mの留保金を確保し、7年越しの争いにようやく区切りがついた。本業に戻れば、機材レンタルと天然砂、光ファイバー網の工事、航空機リースが並ぶ寄せ木細工で、値動きをエネルギー価格だけで読むと外す。
バランスシート (要約)
資産 $335M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $258M(77%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
- 現金・現金同等物$102M
- 他の流動資産$75M
- 固定資産$158M
- 流動負債$70M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $44M
- 売上成長率
- −2.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −129.7%
- 純利益率
- 10.4%
- ROE
- 1.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$19M
- フリーCF
- −$89M
- 営業CFマージン
- −41.9%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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