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Tvardi TherapeuticsSTAT3は活性化の仕組みが入り組み、長く創薬の難所とされてきた標的にあたる。共同創業者がそのリン酸化の機構を最初に突き止めた研究者であることを、この会社は技術の裏づけとして掲げる。
主力のTTI-101は、増殖と炎症の両方に関わる転写因子STAT3を直接抑える経口薬で、いま肝細胞がんを対象にPhase 1b/2試験を進めている。売上はまだなく、同じ機序を引き継ぐTTI-109も2025年6月に治験申請を出したばかりだ。
2025年10月、肺線維症を狙ったREVERT IPF試験は目標を達成できなかったと会社自身が公表した。投与12週の一部患者に絞った追加解析では改善が見えたものの、除外を伴う後づけの解析にとどまる。
肺での失敗から肝臓がんへ主軸を移す判断は速かった。ひとつの分子を複数の病気に振り向ける柔軟さと、狙う病気が定まりきらない移行期の危うさが同居している。
肝細胞がんのREVERT LIVER CANCER試験のデータ公表は、2026年前半から後半へ後ろ倒しされた。用量を詰め直すため単剤群に最大15人を追加している最中で、その読み出しに評価が集中する。
この会社をどう読むか
Tvardiが持っているのは事実上ひとつの分子で、STAT3という増殖と炎症の両方に絡む細胞内たんぱく質を止める経口薬だ。長く薬にできないとされてきた相手を狙う技術ゆえ、どの病気に当てるかは後から選び直せる。
その選び直しが実際に起きたのが2025年10月で、肺線維症を狙った試験が目標に届かず、いまは肝細胞がんが主戦場になっている。データ公表は2026年後半へずれ、用量の詰め直しも続いており、次の読み出しがそのまま会社の評価になる。
バランスシート (要約)
資産 $32M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $21M(65%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$21M
- 他の流動資産$11M
- 固定資産$535K
- 流動負債$11M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −87.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$23M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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