Twist Bioscience は、半導体の技術で遺伝子を安く大量に合成し、研究者と製薬会社に売る素材屋だ。
最大の強みは、半導体チップ上で何百万もの配列を同時に合成する独自技術により、品質と価格と量の三拍子で他社を引き離している点にある。遺伝子を書く道具の供給者として、創薬や合成生物学の発展そのものが追い風になる。一方で研究予算の削減は学術と新興バイオの注文を直撃し、遺伝子合成は値下がりの宿命を抱える。数量の成長が止まると採算が崩れ、安価な競合や顧客の内製化も常に脇に控える。TWST を読むときは、注文数量と単価の推移、黒字化への距離を軸に見るとよい。

