UAVS
AgEagle Aerial Systemsセンサーは米カンザス州ウィチタ、機体はスイスのローザンヌと、二つの製造拠点が国をまたいで分かれている。買収で集めた技術をひとつの製品群にまとめ直せるかが、この会社の値打ちを決める。
ドローン本体と、空撮画像から作物や地表の状態を読み取る多分光センサーの販売で稼ぐ。センサーは75カ国以上へ行き渡り、農業や植物研究、林業、土地管理の現場で使われている。
2021年に買った3社のうち、ソフトウェアのMeasureは2024年末に事業を止めた。買収で広げた面を畳みながら本業を絞り込む途中にあり、安価な海外製ドローンとの価格競争も重くのしかかる。
2025年に製品を無人航空機と多分光センサーの2本へ絞り、社名もEagleNXTへ改めた。米国防当局の革新部門からBlue UAS認証を得るなど、防衛調達の入口を押さえる動きを優先している。
センサーを積んだ機体を各国の農業、測量、防衛の現場にどれだけ採用させられるかに懸かる。米国、カナダ、ブラジル、EUで目視外飛行や人の上空での飛行の承認を取っており、これを受注へ結びつけられるかが焦点になる。
この会社をどう読むか
AgEagle Aerial Systems は2010年に農業用の固定翼ドローンの会社として始まった。いまの姿は買収で継ぎ足した無人機屋に近く、2021年に3社をまとめて買い、機体とセンサーとソフトを一度に抱え込んだ。
その3社のうちソフトウェアのMeasureは2024年末に事業を止め、2025年には社名をEagleNXTへ改めて製品を2本に絞った。センサーは75カ国以上へ届いている一方、製造はカンザスとスイスに分かれたままで、2026年に予定する本社のテキサス移転が体制を整理しきれるかの節目になる。
バランスシート (要約)
資産 $42M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $36M(85%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約3年分
- 現金・現金同等物$30M
- 他の流動資産$10M
- 固定資産$3M
- 流動負債$5M
- 長期借入金$210K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $13M
- 売上成長率
- −4.3%
- 粗利率
- 51.8%
- 営業利益率
- −115.0%
- 純利益率
- −41.2%
- ROE
- −14.8%
- ROIC
- −32.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$10M
- フリーCF
- −$10M
- 営業CFマージン
- −77.7%
- 現金ランウェイ
- 約3年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
UAVS の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…