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Unifi同じ糸を作る同業が値段で並ぶなかで、消費後のペットボトル由来という出自をブランド名にして、素材メーカーが川下のブランドへ直接売り込む道を開いた。
ポリエステルとナイロンの糸を、糸や生地を作る工場に売る。石油から作る糸に加え、回収したペットボトルを砕いて紡ぎ直した再生糸をREPREVEというブランドで押し出し、素材そのものに値札以上の意味を持たせている。
合成繊維は世界中の安い生産者と同じ土俵にあり、値下げ圧力から逃げられない。実際に米州では需要の落ち込みと稼働率の低さが続き、ノースカロライナ州マディソンの工場を閉じて売却するところまで追い込まれた。
衣料の外、自動車内装や産業資材へ再生素材の用途を広げることに開発資源を寄せている。稼働率の低い拠点は畳み、地域ごとの拠点を使い分けて立て直しの時間を稼ぐ。
直接の客は工場だが、REPREVEを使うと決めるのは川下のブランド側で、その環境配慮への熱量が需要を動かす。米州、ブラジル、アジアの3つに分けた地域ごとの景気にも振り回される。
この会社をどう読むか
Unifi が糸を売る相手は、工場だ。だが買うと決めているのは、その糸で作った服に自分の名前を載せるブランドの側にある。
1969年にニューヨークで生まれたこの会社の看板は、いま石油由来の糸ではなく、回収されたペットボトルを紡ぎ直した再生糸REPREVEになっている。ただし米州では需要の落ち込みが続き、ブランド名だけでは埋まらない現実も同時に見えている。
バランスシート (要約)
資産 $386M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $232M(60%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$25M
- 他の流動資産$186M
- 固定資産$175M
- 流動負債$64M
- 長期借入金$80M
- 短期借入金$12M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $531M
- 売上成長率
- −7.0%
- 粗利率
- 5.7%
- 営業利益率
- −2.8%
- 純利益率
- −4.6%
- ROE
- −10.6%
- ROIC
- −3.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $27M
- フリーCF
- $22M
- 営業CFマージン
- 5.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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