
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
同じ糸を作る同業が値段で並ぶなかで、消費後のペットボトル由来という出自をブランド名にして、素材メーカーが川下のブランドへ直接売り込む道を開いた。
ポリエステルとナイロンの糸を、糸や生地を作る工場に売る。石油から作る糸に加え、回収したペットボトルを砕いて紡ぎ直した再生糸をREPREVEというブランドで押し出し、素材そのものに値札以上の意味を持たせている。
合成繊維は世界中の安い生産者と同じ土俵にあり、値下げ圧力から逃げられない。実際に米州では需要の落ち込みと稼働率の低さが続き、ノースカロライナ州マディソンの工場を閉じて売却するところまで追い込まれた。
衣料の外、自動車内装や産業資材へ再生素材の用途を広げることに開発資源を寄せている。稼働率の低い拠点は畳み、地域ごとの拠点を使い分けて立て直しの時間を稼ぐ。
直接の客は工場だが、REPREVEを使うと決めるのは川下のブランド側で、その環境配慮への熱量が需要を動かす。米州、ブラジル、アジアの3つに分けた地域ごとの景気にも振り回される。
資産 $427M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $249M(58%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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